!!!プロセス改善ナビゲーションガイド ベストプラクティス編 (SEC BOOKS) *投稿者: 小川 清 *カテゴリ: 予定 *優先度: 緊急 *状態: 完了 *日時: 2008年12月01日 23時53分22秒 {{bugstate}} !!内容 !!!タイトル *プロセス改善ナビゲーションガイド ベストプラクティス編 (SEC BOOKS) *情報処理推進機構ソフトウェアエンジニアリングセンター http://img.7andy.jp/bks/images/i0/32027590.JPG !!!感想 *10箇所の改善事例が取り上げられている。この改善事例をどうやって活用するとよいかはその組織の状況によるかもしれない。 *教育機関に対して、ソフトウェア技術教育として、How-TO(ハウツー)を教えて欲しいという要請がしばしばある。 *教育でWhat(何)を知識として教えてもらっても、どうやればよいかが分からないので、無駄な知識として廃棄されていくことになるそうだ。(場合によっては人も含めて) *ハウツーは、現場、現地、現物によって違うので、一律に教えることができない。 *教えるときは、ある一つの事例でのハウツーを示すことになる。一つの事例を鵜呑みにして、異なる現場で、習ったハウツーをそのまま実践しようとする人がいる。それでは、いい迷惑だと思うのは現場の人達だけかもしれない。また、事例集にありがちなことは、本が出たときには、その活動をしていた組織では活動が下火になってしまっていることがある。本書の事例を見たら、現状ではどのような展開になっているか、機会があれば調べてみるとよいかもしれない。 ---- !ps. *取り上げられている富士通STの会議室で名古屋アジャイル勉強会が開催されたときに、富士通プライムソフトの改善のポスターが今でも貼ってあることを確認した。 *時間とともに、ハウツーであるやり方は変わっていくが、本質的な改善の火が消えていないことが大切だと感じた。すべての事例の火が消えていないかどうかを確認することは難しいが、一つでも消えていなければよしとしてはいけないでしょうか。