- 最初に、フィードバックという価値についての役割や印象について、話し合いました。
- 単体ではあまり意味を持たず、他の価値と組み合わせる事で、大きく意味を持つ。
- 5つの価値の中で、1番にはなれない。
- 価値というよりも、仕組みのようなもの。
- コミュニケーションの一部といった印象がある。
- スピード
- タイミングを逃したフィードバックは意味が薄れる。できるだけ時間をかけず、素早いフィードバックのを心がける。
- シンプル
- 誤った事を伝えたり、あいまいな事を伝えると逆効果。必要な事を過不足無く、フィードバックするように心がける。
- コミュニケーション
- フィードバックしやすい人と、しにくい人が居る。いつも忙しそうにしていたり、怖そうな人にはフィードバックしにくい。する方、される方の両方で、にっこり笑うくらいの気持ちで接する。フィードバックが無ければコミュニケーションは始まらない。
- 尊重
- フィードバックする人は、される人の事を考えて、的確に、また具体的に行う。
- フィードバックされる人は、する人の事を考えて、フィードバックを受けやすい環境を作る努力をする。
▼ひとつ印象に残った話題として、「ありがとう」という言葉は、最も身近なフィードバックだ。という意見がありました。
そのキーワードを別のグループと議論の中では、感謝の気持ちを一番率直に(シンプルに)伝える言葉が「ありがとう」。
また、「ありがとう」という言葉で、コミュニケーションが活性化する。尊重する気持ちを言葉にすると「ありがとう」。
XPの価値は「ありがとう」でつながってる、「ありがとう」を言うことで、チームはもっと良くなるよね。
この話題には、チームのメンバーの有り方について、新しい気づきを得られました。
▼最後に、1テーブル15分と短い時間ではありましたが、とても充実した話し合いができたと思います。XP寺子屋に参加していただいた皆様、本当にありがとうございます。
「フィードバック」マスター 吉池
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